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モジ浅野夫妻殺害事件=容疑者2人を逮捕=麻薬購入資金欲しさに

5月16日(金)

 【既報関連】モジ・ダス・クルーゼス市郊外のシチオで先月、浅野三男さん(当時八二歳)と妻のヨシさん(当時八〇歳)が殺害された事件で、モジ第一警察署は十三日、レアンドロ・マルチンス・セナドール(一八)とフェルナンド・アパレシード・ロドリゲス・デ・ソウザ(一八)の両容疑者を強盗殺人の疑いで逮捕した。
 同署殺人捜査課によると、両容疑者は麻薬の一種であるクラックの購入費用を得ようと強盗に入ったことを自供。部屋にあった現金五百レアルを盗んだことは認めているが、三男さんの殺害については否認しているという。
 両容疑者はプレッタ・ポルテイラ区のファゼンダ・クイアバ街道六・五キロ付近に住む隣人同士で、自宅にいたところを逮捕された。二人は過去に二年間、収監されていた刑務所で知り合ったという。
 当局によると、十五日前にかかってきた一本の匿名電話が逮捕のきっかけになった。事件が発生した四月五日当日、浅野さん宅から盗まれたと見られるビデオカセットを手にしたフェルナンド容疑者を目撃した人から情報提供があったという。
 両容疑者は犯行の三日前に「水が欲しい」などと浅野さん宅を訪れた。応対したヨシさんが一人で自宅にいたことから、二人は後日、浅野さん宅を襲おうと決意。盗んだ銃を用意し、五日に再び押し入った。

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