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日本企業が12億ドル投資=ガス・パイプライン網=輸送能力倍増へ

5月24日(土)

 【フォーリャ・オンライン二十二日】東洋、伊藤忠、三井ら日本企業グループが、日本国際協力銀行(JBIC)から十二億ドルの融資を受けて、ブラジル北東部・南西部のガス・パイプライン網の輸送能力を、二、三年のうちに倍増させる投資をすることになったと、ジウマ・ロウセフ鉱山動力大臣が発表した。
 鉱山動力省の石油ガス局のマリア・ダ・グラッサ・シウヴァ・フォステル氏は、この投資により北東部のガス輸送能力は一千二百万立方/日に、南西部は一千立方/日になると説明した。
 現在の全伯パイプライン網の輸送能力合計は二千五百六十万立方/日。同氏によれば、昨年この計画は石油庁の問題で中止になっていた。

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