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アニメ・特撮=〃ヒーロー〃3人が来伯=サンパウロ市イベントでショー

7月2日(水)

 漫画アニメファン待望のイベント「アニメ・フレンズ2003」が三日から六日まで、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区のコレジオ・マドリ・カブリニで始まる。
 これに合わせて、ブラジルでも人気の高い日本のアニメ、ヒーロー番組で活躍する歌手・俳優の三人が来伯している。アニメ『ドラゴンボールZ』の主題歌を歌う影山ヒロノブさん、『ジライヤ』の歌手串田アキラさん、そして『スピルヴァン』に出演する俳優の渡洋史さんだ。
 「ブラジルにもぼくらの熱狂的なファンがいる。アマゾンからもメールがくる。なかには、実際に日本まで尋ねて来た人も」。三十日来社した三人は語る。「昨日は空港でファンの出迎えを受けました」
 フィリピン、フランス、スペインと、世界のファンからお呼びがかかる。「外国人でもきちんと日本語でコンタクトを取ってくる」そうだ。今回はブラジル人のリカルド・クルスさんが日本への留学経験を生かし、マネージャー役を務めている。
「九九年、東京で影山さんと串本さんのコンサートをみて、『イエー』って盛り上がりまして。それ以来のファン」とよどみのない日本語で話す。
 仕掛け人で日系の近沢隆さんは、「一日五千から六千人の入場を見込んでいる」と強気の予想を立てる。当たれば、延べで二万人以上の動員だ。「ほかにも色々とこの手のイベントはありますが、日本から歌手や俳優の方を招いたのはうちが初めてですから」
 アニメソングやコスプレのコンクールから、漫画アニメの展覧会・ワークショップと、企画は目白押し。三人のトークショー、サイン会は会期中、毎日行われる。六日午後六時からは三人そろってのショーもある。渡さんが企画出演した『時空警察ヴェッカー』の特別上演も話題だ。
 マドリ・カブリニ通り三六番。開催時間は午前九時から午後八時。一日券十レアル。問い合わせは11・3275・3073。

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