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立正佼成会に新教会長=横須賀教会から永嶋氏

7月12日(土)

 十五年間教会長を務めてきた立正佼成会ブラジル教会の森啓雄さんがこの度退任し、日本から新しく永嶋一弥さんが教会長に着任した。
 永嶋新教会長は日本で、八千所帯が所属する横須賀教会の青年部長を務めてきた経歴を持つ。「自分から希望して、ブラジルに赴任しました。夢を託せる国ではないかと思って」。さらに「国籍・人種を問わず、お釈迦様の教えに出会ってほしい。そのための活動にまい進します」と抱負を語る。
 森さんによれば、立正佼成会は全世界に六百万世帯の信者を持ち、日本国内に二百七十三教会、海外に六教会ある。一九七二年から布教を開始したブラジル国内では、すでに二千七百三十世帯を数え、四割が非日系になっている。今後、顧問となり、新教会長の補佐役を任じる森さんは「始めての海外布教地として、ブラジルは重要な場所」とその意義を強調した。

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