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佳作入賞5編決まるー03年度岩波短歌賞

7月18日(金)

 二〇〇三年度(第三十六回)岩波短歌賞の選考会が、去る七月十三日、秋田県人会会館で行われた。受賞はなく、五編の佳作入賞が決まった。応募は十七人だった。
 佳作は、中西静江「朝光の窓」、山元治彦「吾娘嫁ぐ」、増田秀一「老いの身辺」、門脇敏子「風渡りくる」、高津文子「南伯旅行」。
 今年は、「いま少し」という線で入賞該当作は出なかった。選考委員は陣内しのぶ、小笠原富枝、水本すみ子、小野寺郁子、高橋暎子、多田邦治、上妻博彦さんの七人。司会安良田済さん、椰子樹の清谷益次代表が出席した。

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