１４回の伊藤園俳句大賞＝入賞、入選者判る

8月7日（木）

　第十四回「伊藤園新俳句大賞」の入賞、入選の知らせがこのほど、ブラジルの三人の世話人（間嶋稲花水さん、広田ユキさん、浜田照夫さん）のもとに届いた。〇三年度の同大賞への応募者は、百二十七万七千九百四十六人だった。ブラジルからは二百十人余りとみられる。入賞は浜田一穴さんら三人、佳作入選は五十三人。入選率はおよそ二六％という高率だ。入賞句と佳作入選者はつぎのとおり。
　◇都道府県賞
歳時記を開き祖国の香りかぐ　　　　　　浜田　一穴
　◇佳作特別賞
目刺し焼く家が一番よきところ　　　　　新井ひとし
語り部の減りてさびしや移民祭　　　　　林　とみ代
　◇佳作（氏名のみ）牛尼陽子、広田ユキ、新井知里、前川よし子、内山しずえ、井上人栄、藤本千秋、藤井栄、土田真智女、梅崎嘉明、堀石初江、八巻タケ、山岡樹代子、尾崎都貴子、田辺艶子、千本木早苗、前田美代子、大城初子、島田キヨ、寅田みどり、長谷川喜代江、石田勉、相沢絹代、前田芳子、西尾勝典、立川ゆう、長田如恵、大城秀貞、加藤武男、篠崎路子、浜田すみえ、村松ゆかり、小野里芳朗、瀬尾天村、橋爪句大地、中里万里、笠石春江、渡部チエ、椿栄子、森田吉久、牧野万寿子、馬場十二子、西田はるの、樋川勝重、西史子、斎藤光之、斎藤蒼山、吉野青嵐、工藤紅葉、佐藤けい子、工藤未敏、里晋平、ガ・智子。