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東西南北

9月3日(水)

 サンパウロ市北部地区チエテバスターミナル近くのショッピングセンター『センターノルテ』で一日夜、二十三歳の青年がレジで働いていた元恋人(二二)を射殺。取り押さえにかかった警備員を振り切った後、青年は自殺した。強盗だと思った買い物客は買い物袋を捨てて逃げ出し、他の店舗はシャッターを降ろすなど、場内はパニックに陥った。
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 サッカーの王様ペレーはブラジル代表選手として百四試合に出場、九十五回ゴールしている。ロナウジーニョは一日、ペレーを超えてみせると宣言した。ロナウジーニョはこれまでに、七十四試合に出て、四十八点獲得している。ほかにも上がおり、ベベットが五十五、ジッコが六十七、ロマーリオが六十九点。
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 八月三十一日午後九時五十分、サンパウロ市東部エルメリーノ・マタラーゾで女性教師(四五)が工員(二九)を同乗させるためコルサ車を停車したところを武装した二人組が襲い女性教師を射殺した。二人組は教師のハンドバッグを要求。教師は車はあげるが、ハンドバッグはだめと拒否。強盗は教師の胸に向け発砲、もう一人も工員の腹部に向け発射した。
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 ビール会社のシンカリオル社長(六〇)を射殺した容疑で拘束されていたヴァウジネイ・シウヴァ容疑者(二五、給仕)は、釈放されることになりそうだ。同社長は八月十八日、イトゥー市中央区の自宅に車で帰り、車庫で二人組に殺された。車からシウヴァ容疑者の指紋が発見されなかったことから、証拠不十分となるという。