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JICAの教師研修へ=4人抱負「日本知りたい」=橋爪さんらを送る

9月25日(木)

 国際協力事業団実施の「平成十五年度日本語教師研修基礎Ⅱコース」に参加するため、サンパウロ管内より四人が二十八日、訪日の途につく。これを前に、壮行式が十八日午前十時三十分からサンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の日本語普及センターで開かれた。
 同管内から研修に向かうのは伊藤エミリア由美さん(二八、ひまわり学園)、田辺美奈さん(三〇、アチバイア文協日本語学校)、橋本栄子エリーザさん(五〇、タボン学園)、橋爪剛太さん(五八、日伯文化連盟)の四人。田辺さんを除く三人が壮行式に出席した。
 あいさつに立った谷広海普及センター理事長は「日本が好きになるようなものを見つけてきてください」と激励した。
 これに対して伊藤さんは「日本社会の長所、短所をみたい」。橋本さんは「日本人と私たち日系人との相違や共通点を探りたい」。橋爪さんは「教授法を身につけ、日本語力をアップさせたい」と抱負を述べた。 式には、佐藤吉洸JICA・OB会顧問、中田みちよ会長、松酒早苗クリスチーナ普及センター専任講師、昨年度研修員が駆けつけ、日本の生活などについてアドヴァイスを送った。
 四人以外に南米から上原カリーナさん(ペルー)、山田七美シルレイさん(ブラジリア)が参加する。

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