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大会参加者が急増―全伯珠算、マユミさん勝つ

9月26日(金)

 ブラジル珠算連盟(斎藤良美会長)主催の「第四十五回全伯珠算競技大会」が八月三十一日、ヴィラ・マリアーナ区の天理教会館で開かれた。サンパウロ市をはじめバストス(SP)、ベロ・オリゾンテ(MG)など国内から二百三十四人が参加。スージー・マユミ・タナカさん(一八、バストス市)が二年連続でブラジル・チャンピオンを手にした。今年は節目の年ということもあって、全国珠算教育連盟の賀藤榮治理事長が祝福に駆けつけた。
 参加者は昨年、百五十六人だった。今年は一・五倍に急増、関係者を喜ばせた。
 タナカさんはそろばん歴が九年。バストスで実施している段位では五段になる。ブラジル・チャンピオンのほかに全国珠算連盟理事長杯も獲得した。「(二年連続なんて)驚きました。本当にうれしいです」と笑顔を見せていた。
 初めての来伯になる賀藤理事長は「ブラジルでは大会への保護者の出席率が高い。保護者の熱心さに感動した」と印象を述べていた。
 結果(各級の総合一位)は次の通り。ブラジル・チャンピオン=タナカ・マユミ・スージー、全珠連盟理事長杯=タナカ・マユミ・スージー、加藤福太郎杯=テラモト・クリスチーナ、一級=タナカ・ミサエ・シモネ、二級=ガブリアラ・マガリャエス・フレイタス、三級=ヤバセ・ユウビ・カロリーナ、四級=ナガタ・ケンジ・フェリッペ、五級=ヨシムラ・スミエ・マルシア、六級=タカハシ・グラウシオ、七級=イデリハ・ダニエル、八級=ミヤサカ・ミエコ・レアンドラ、九級=サダイケ・テツヒロ・マルセーロ、十級=サメジマ・ミエコ・エリナ、十一級=コタニ・ガブリエル、十二級=ジアンカルロ・ミランダ・カルニセリ、十三級=ショウヤマ・アマンダ、十四級=ナカオカ・ジュン・レオナルド、十五級=タンノ・アキノリ・リカルド、特別級=アオキ・ユミ・ベアトリス。敬称略。

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