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カリキュラム草案を検討―日本語協議会が会議

10月1日(水)

 第四回日本語協議会が二十五日午後二時から午後五時まで、サンパウロ市パウリスタ街の国際交流基金サンパウロ日本文化センターで開かれた。前回の会議(今年三月)で教師研修用のカリキュラムを作成するため、「専門部会」を設置、活動をスタートさせた。
 協議会には、基金、商工会議所、領事館、日系団体、サンパウロ州、パラナ州教育局などが出席。カリキュラム草案を検討した。
 研修は日本語教師として最低限の素養を身につけることを目標とするもの。日本語基礎論、日本語教授法、日本文化様相が三本柱になる。今後、具体化を進めるほか政府公認の可能性を探る。
 このほか、現場の声を吸い上げるため日本語教師分科会を設け、代表者三人を協議会に出席させることになった。

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