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本家同様の優勝旗届くーブラジル紅白歌合戦向けに

10月8日(水)

 「戦後移住五十周年記念・第九回ブラジル紅白歌合戦」が十二月七日午前九時から、文協大講堂で開催される。日伯音楽協会(北川彰久会長)と日本アマチュア歌謡連盟ブラジル本部(NAK、北川彰久本部長)が主催。今年も歳末助け合い運動の一環として、協力券を福祉団体などに配布し、各団体販売分を全額寄付する。
 十月、日本放送協会(NHK、海老沢勝二会長)から、濃紺の優勝旗が届いた。五月、北川会長と石井久順顧問がNHKを訪問した際、海老沢会長自ら優勝旗の寄付を約束。海外で唯一の公認の優勝旗で、布地や作りも本家と同様のものだ。「海外で歌を通じた、日本語普及の功労を認められて贈られた。長年にわたる、地道な努力が実った」と北川会長は感慨深げだった。
 今年もパラナ州からの参加をえて、歌謡、民謡合わせて紅白五十組の歌手が参加する。優勝チームには、NHKからの濃紺の優勝旗、最優秀歌手には、彫刻家の土本真澄さんの作品が贈られる。

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