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東西南北

10月10日(金)

 サンパウロ市交通技術公社(CET)は九日から、スピード違反者が警官に殺害された事件を重んじ、移動式レーダーの夜間使用を一時的に停止した。CET側は、レーダー操作会社との契約の問題点など経営面での捜査を進める意向。「警備員雇用に関する事項は契約にない」と言明した。レーダー操作会社側は、夜間人気の少ない場所で働く従業員らが、違反者らから度々暴行を受けたことを考慮し、今週から警備員を雇い始めたと説明。「運転者の死を残念に思うが、我々は正当防衛だったと信じている」と表明した。
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 六日夜、レバノン南部の都市に住んでいるブラジル人の男の子アリ・ヤシネちゃん(五つ)がイスラエルのミサイル攻撃の犠牲になり死亡した。アリちゃんは弟アーメドちゃん(四つ)と、父方の祖父母と暮らしていた。アーメドちゃんもけがをしている。サンパウロ市在住の父親のナデルさんは七日、レバノンに向かった。グアルジャー在住の母サンドラさんは、「安全のために子どもをレバノンに送ったのに」と嘆いている。
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 八日、首都ブラジリアで四十七台のバスが破壊される事件があった。市警、運輸組合、関係会社は、だれが破壊活動を指揮したのか不明だとしている。関係者は、運転手や無許可の運輸会社が人員やコスト削減などによる交通局の措置に反対して犯行に及んだものとみている。窓ガラス破壊などによる被害総額は、最低でも二万レアルと見積もられている。

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