ホーム | 日系社会ニュース | 福博剣道、360人参加―四段以上、林さん勝つ

福博剣道、360人参加―四段以上、林さん勝つ

10月17日(金)

 第三十三回福博剣道大会が九月二十八日、午前七時半から、スザノ市営体育館で行われた。主催は、福博剣道協会(林義宣会長)。遠くは、ブラジリア市、リオ市からも参加、十八チーム三百六十人の選手が熱戦を繰り広げた。王座決定戦となる、男子四段以上の部は、林幸男六段が優勝した。
 木村サミオ・スザノ市議会議員の司会で、入場式が進行。選手入場後の開会式では、ブラジル国歌斉唱、来賓紹介に続き、谷口又夫師範が激励した。終わりには、林義宣会長兼審判長があいさつし、エステボン・ガルボン・スザノ市市長の祝辞も贈られた。
 試合前には、来場者が見守る中、林六段と藤倉周平六段による剣道の形が披露された。熱戦は、各部に分かれて行われ、午後五時半まで続いた。
 各部優勝者は、以下の通り。
[男子]幼々年、佐山クレベル(福博)。幼年、坂本ブルーノ(スザノ)。少年、李ユン(文協)。段外、初段、パウロ・デ・タルソ(福博)。二・三段、岩切隼人(日教寺)。四段以上、林幸男(福博)。
[女子]幼々年、林ユキ(福博)。幼年、間野アンドレイア(福博)。少年、森田カオリ(福博)。段外、初・二段、林マルシア(福博)。三段以上、宮沢ナツミ(ルジ・ラモス)。
[団体]幼々年、福博A。幼年、スザノ。少年、バンデイランテスA。段外、初・二段、スザノ。三段以上、バンデイランテス。(敬称略)。

image_print