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日本祭りで活発な議論=会場移転は慎重派多数

10月18日(土)

 【既報関連】ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は十五日、来年の日本祭りを議題に執行部会を招集。中沢会長ら役員十人が出席し、来年の会場について意見を交わした。より多くのスポンサーを集めるには、より大きな会場が必要だという意向からイミグランテス街道の展覧会場などが候補に上がったが、多くの役員が慎重論を展開。結論は今月の代表者会議の直前に開かれる二十九日の執行部会に持ち越された。
 前回八日の執行部会で、中沢会長は同展覧会場での開催を提案。十日には中沢会長ら一部の役員が視察に出かけている。
 メトロのジャバクアラ駅から約八百メートルに位置する同展覧会場は、屋外が約一万九千平米、屋内が約三万八千平米となり、面積的には従来の州議会駐車場を大きく上回る。
 中沢会長は「より大きな会場であれば、スポンサーの確保もしやすい。会場選びは執行部でまず、慎重に」と役員らに意見を求めた。正規の使用料では一日に約三万レアルかかるため、コストを慎重に計算するべきだ▽管轄する農務省に政治的に根回しで値段交渉してみては▽日本祭りは郷土食・郷土芸能祭りのはず、単なる物産展にするべきでない――などの意見が出された。
 また、複数の役員は今年の成功で赤字を埋め合わせたとはいえ、県連に財政的な余裕がないことを懸念。今年の実行委員長を務めた吉加江副会長らは「来年も州議会駐車場で開催して成功させ、そこで初めて次へのステップを考えよう」と提案。慎重論が多数派を占める雰囲気となった。
 会場の選択は最優先課題の一つだけに、執行部では次回二十九日の執行部会で意見統一し、代表者会議に諮る予定だ。

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