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インターネットで通信教育=デカセギの間で話題

10月26日(火)

 インターネットによる通信教育が日本在住のデカセギたちの間で話題になっている。情報処理短期講座から、大学卒業の資格がとれるコースまであり、なかには無料で受講できるものもあるという。四日付、インターナショナル・プレス・オンラインが報じている。
 ブラジルのインターネットによる大学教育は、一九九八年から法令化され、現在、二十以上の教育機関が参入、その多くが教育省に登録されている。ブラジリアに拠点を置く国際継続教育協会(Aiec)は今年から、日本在住のブラジル人に対して入学試験を実施。試験のねらいは、「デカセギたちに大学卒業証書を取得する機会を与えること」と同協会のヴィセンテ・ノゲイラ・フィーリョ会長は話す。
 フィーリョ会長は、「日本各地に散らばる二十六万人のデカセギの一〇%が高卒と聞いている」と述べ、三十歳前後で自営業を興したい、または、事業相談役として活動したいと考えている人に焦点を当てている。Aiecは今後、経営学コースのみ供給する予定。
 ただ、自宅で学習するといっても、簡単なことではなく、毎月、学生は確認試験をしなくてはならない。日本の場合、愛知県名古屋市のアーウレオ学校で試験が行なわれる。また、Aiecの日本への進出は、第一回入学試験の受験者数によって左右される。「最低三十人の受験者が必要。それ以下ならば、私たちはアメリカへの進出を考えている」とフィーリョ会長は語っている。

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