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従来どおりお話し大会=聖南西、出場者も審査を

10月31日(金)

 聖南西教育研究会(大渕秀治会長)主催の「第五回聖南西お話し大会」が二十六日、イビウーナ文化協会会館で開かれた。聖南西スポーツ連盟(UCES)、イビウーナ文化協会の後援。同地区内の十校から計九十六人が参加。日本語学習の成果を父兄らに披露した。
 このお話し大会は、全伯お話し大会(日本語普及センター主催)が終止されたことを受け、地区規模のものとしてスタートしたもの。暗唱、スピーチの二部門がある。
 参加に意義を持たせたいと、敢えて、順位は公表しない。入賞者へのトロフィーやメダルの授与で成績を推測出来きるよう配慮している。
 出場者が審査に加わることも大きな特徴の一つだ。ほかの学習者の話も聞かせようと、主催者が思いついたアイディアで子供たちにも好評を得ていた。
 このほか、劇や楽器演奏など学習発表も企画され、来場者は楽しい一日を過ごした。

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