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モジ中央日会老人部30周年=〝年輪〟にふさわしい活動=関係者ら集い祝う

11月25日(火)

 モジ・ダス・クルーゼス中央日本人会(秋田邦昭会長)の老人部(西丸俊子部長)が今年、創立三十周年を迎えた。二十日、記念祝賀会が同会会館(モジ市ヴィラ・インダストリアル区プレジデンテ・カンポス・サーレス街二三〇)であり、安部順二モジ市長代理の中川高志モジ市農業理事、浪江一郎市議会代表、重岡康人老ク連会長ほか、約百五十人の関係者がモジ老人部の功績を盛大に祝った。
 モジ老人部は一九七三年創立、現在の会員数百十九人。月一回の例会、自分史などを語るお話会、介護福祉やレクリエーションなどの年三回の講習会、年二回の運動会、隔年の泊まり掛け温泉旅行など幅広く活動している。
 祝賀会でははじめに、全員で「老人部の歌」を斉唱、先亡者に対して一分間の黙祷が捧げられた。続いて、秋田日本人会会長らがあいさつ、昨年から老人部の指揮をとっている西丸部長は「おかげさまで、無事、三十周年を迎えました。今後ともご指導、ご鞭撻をお願いします」と来場者に感謝した。
 来賓からは、安部市長代理の中川市農業理事、浪江市議会代表、重岡老ク連会長、渡辺悟モジ文協理事長、建部春子モジ中央婦人部部長(兼モジ連合婦人会会長)が祝辞を述べた。建部婦人部部長は、「私たちもいずれは老人部の一員になることははっきりしている。その時はよろしくお願いします」とし、「みんなから愛され、尊敬される老人部になってください」と語った。
 引き続き、功労者と八十五歳以上の高齢者十三人に表彰が贈られた。功労者に選ばれた原田孝さんは老人部長に九七年から五年間尽力。高齢者表彰の最長寿は渡辺ハルミさんで九十四歳という。
 表彰後は昼食をとりながら演芸会が開かれた。民謡やカラオケ、舞踊など三十六演目に六十一人が出演、祝賀ムードに包まれた。

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