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コラム オーリャ!

 年の瀬が近づくと、歳末助け合いで慈善団体への寄付が重なる。十三カ月目の給料を職員に支給しなければならない時期。不況風が吹いて、懐が寒くなったとは言え、各団体とも思いがけない収入を歓迎している。
 先日、山口正邦さん(七三、援協監事)が援協本部に三万レアルを寄付した。個人では高額の部類に入り、関係者は手放しで喜んでいた。
 同氏は日本特殊陶業に三十年間、勤務した。給与の半額をこつこつと不動産の購入に投資。モジに七万平方メートル(二十五日付の七万アルケールは間違い)の土地を持つ。それを切り売りしての協力だ。
 援協地区委員総会が二十九日、開かれる。会員数は現在、一万四千六百八十人。昨年より約千人人増加した。組織の運営が、多くの人に支えられていることを改めて感じた。      (古)

03/11/27

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