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島内中南米局長=移民史料館を見学=「改めて勉強になった」

12月5日(金)

 【既報関連】在伯公館長会議および官民合同会議に出席した島内憲外務省中南米局長が三日夜着聖した。翌四日午前、イビラプエラ公園内の開拓先没者慰霊碑を参拝後、日本館を訪問、同日午後からは移民史料館などを見学した。西語が専門の島内中南米局長は、七回目のブラジル入り。
 四日午後二時半すぎ、島内中南米局長は、同局中南米第一課の沢田洋典課長補佐、聖総領事館の浜田圭司領事、文協関係者らとともに移民史料館を見学。ブラジルを知る会の清水裕美代表から、ブラジル社会での日系人の活躍ぶりなど約一時間の説明を受けた。
 清水代表が最後に、「史料館は日本移民の歴史を刻む大切なもの。決して絶やすことないよう、日本の外務省にもお願いいたします」と述べると、島内中南米局長は、「立派な史料館ですからね」と頷いた。
 初めて史料館を訪れた島内中南米局長は、「すばらしい展示でした。私自身、ブラジルの移民史、ブラジルの歴史、日本の歴史を改めて勉強させてもらった」と満足そうに語っていた。

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