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サウーデ、洗濯店殺人事件=夫のセルジオ容疑者逮捕

12月27日(土)

 [既報関連]サンパウロ市南部サウーデ区で十月末、洗濯店を経営するナカツ・アルレッテ・チヨミさん(当時四一)が殺害された事件で、殺害を依頼したとされる夫、ナカツ・セルジオ・アキヒロ容疑者(四四)が今月二十四日午後、グアルーリョス市内で逮捕された。セルジオ容疑者には同十六日から、予防拘留令が下されていた。二十五日付、ジアーリオ・デ・サンパウロ紙が報じている。
 警察によると、誘拐対策課(DAS)にセルジオ容疑者の居場所を報せる密告電話があったという。同容疑者はグアルーリョス市ボンスセッソ区の親戚宅に身を隠していた。逮捕当時、容疑者は反抗せず、警察に従ったらしい。今週中にも、殺人事件捜査・被害者保護課(DHPP)で供述する。
 アルレッテさん殺害事件では、すでに十一月、洗濯店の元従業員、ルシエウド・バルボーザ・コンラッド容疑者(二四)ら実行犯三人が逮捕されていた。実行犯の一人が、犯行の数日前、セルジオ容疑者から殺人を打ち合わせる電話があったと供述、ロベルト・タルデッリ検事が同容疑者を告発した。サンパウロ市第一裁判所のアウベルト・アンデルソン・フィーリョ裁判官が今月十六日、セルジオ容疑者に予防拘留令を下した。
 同容疑者の弁護士、ルシアーノ・アンデルソン・デ・ソウザ氏が上訴したが、却下された。ソウザ氏は、「セルジオ氏が犯罪に関与した証拠はない」と訴えている。

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