ホーム | 日系社会ニュース | ブラジル初の仮想射撃大会=ANBAが独製装置で

ブラジル初の仮想射撃大会=ANBAが独製装置で

1月22日(木)

 ノーヴァ・バンデイランテス射撃協会(ANBA山本恒夫会長)では二月一日午前九時からサンパウロ市ジャバクアラ区のセントロ・エンプレザリアル(Rua Buritis, 128)で、同協会創立二十五周年記念の仮想射撃大会兼慰安会を開催する。
 「ブラジルで初めて」と山本会長が説明するのは、仮想システムを使った射撃大会だ。年々、銃器取り扱い法規が厳しくなる中、実弾を使った射撃大会は難しい状況。そこで考えたのが、光線を出す銃を使った仮想射撃だ。その場で仮想着弾点がモニターに表示され、得点計算も瞬時。「音がしないから近所迷惑にならない。ドイツ製の機械です」と山本会長。
 競技ルールは、標的から十メートル離れて二十五発射ち、好成績な二十発分の得点を合計して競う。十八歳まで、十九~五十九歳、それ以上、障害者の四クラス。参加費は二十レアルで、入賞者にはメダルが用意されている。
 その他、伝統的な歌謡曲披露、ことわざクイズ、景品くじ引きなど多彩な催し。問い合わせは山本会長(11・9747・8645)まで。

 

image_print