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大がかりな中国陶芸展=ビエナル展示場で即売も

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3月17日(水)

  中国陶芸技術展及び即売会が、十九日までイビラプエラ公園内、ビエナル展示場で開催中。
 入場料無料、時間は午前九時から午後七時まで。
 日用品の小物から、テーブル、イス、壁掛け、二メートルの花瓶など、その見事な色彩に圧倒される。
 同展には景徳鎮の窯元七名が一万点以上の陶磁器を展示している。
 景徳鎮はドイツのマイセン、日本の有田と並んで、世界三大陶磁器の町として知られている。
 その歴史は二千年前、純白な陶土が採掘され、その後中国歴代皇帝の保護のもと、中国第一の陶磁器生産地となる。宗時代の白磁、青白磁、元時代の青花(染付)、明・清時代の五彩、粉彩とつながり、日本の陶磁器にも大きな影響をもたらした。
 現在の景徳鎮市は人口四十万人の内、六万人が陶磁器に関する仕事をしており、陶磁器工場は大小会わせて五千もある。
 十七日からはリキダソン、二割から四割引で中国本場の陶磁器が買える。問い合わせ電話011・8197・9018。

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