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東西南北

3月26日(金)

 大サンパウロ市圏で節水の可能性が高まっている中で、サンパウロ州水道局(SABESP)は出水量制限装置をつけるように指導している。シャワーに取り付けると最も効果が発揮され、使用水量は三〇%まで下がる。蛇口で七〇%、水洗式便所で七〇%まで落ちる。
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 ブラジル南東部にある配電会社のうち四十万件以上の配電をしている大手十社を対象に〇三年の顧客の満足度を調べたところ、エレトロパウロ社が三年連続で最下位となった。同社は南東部全社の平均より低く、全伯の平均よりも低い。トップは、サンパウロ州電力電灯公社(CPFL)だった。
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 盗難保険をかけていない車を運転していたタクシー運転手(三四)が二十二日午後十一時ごろ、大サンパウロ市圏コチア市で強盗に襲われた。乗客(二一)が突然三十八口径のピストルを取り出し、車を渡すように言い出した。運転手は急ブレーキをかけ、強盗を取り押さえた。この間、強盗は運転手に向けて三発発砲したが、一発も命中しなかった。強盗は同圏フランコ・ダ・ロッシャ市の刑務所に服役中で、十九日に復活祭を前にした恩赦で仮出所し、二十三日までに戻ることになっていた。
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 労働省は、サンパウロ州で新モデルの労働手帳を発行する。既に二十二州で配布しており、サンパウロ州、ペルナンブーコ州、アラゴーアス州、アクレ州、パライーバ州が最後となった。

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