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裏千家ブラジル普及50周年=日本館の50周年祝う茶会

4月28日(水)

 ブラジル日本文化協会(伝田英二日本館運営委員会委員長)と茶道裏千家ブラジル・センター(林宗慶代表)は「日本館五十周年と裏千家五十周年記念茶会」を、五月二十日午後十二時から午後四時まで、イビラプエラ公園内日本館で共催する。
 この茶会は、サンパウロ市制四百年祭に京都の桂離宮を見本に建設された日本館五十周年と、十五代家元千宗室が始めた裏千家の茶道ブラジル普及五十周年を記念して行われるもので、薄茶をたてる立礼席や畳席、茶懐石を出す点心席がある。
 日本館は瓦から庭石まで全ての材料を日本から運び込んで造られた建築物で、ブラジル日本文化協会が管理している。
 日本館運営委員会副委員長の原沢和夫さんは「どうすれば日本文化がブラジルに普及し理解してもらえるだろうかと考えると、お茶や生け花、建築物などを実際にサンパウロ市民だけでなく、ブラジルの皆さんに見ていただくことが一番大切。今回の茶会が日本文化のよい紹介になる」と語る。
 参加費五十レアル。申込み電話011・5071・0263(西村宗香)、011・275・3636または011・3277・9428(茶木宗喜)

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