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DVDカラオケ装置贈る=清水有線が老ク連へ

5月11日(火)

 ブラジル日系老人クラブ連合会(重岡康人会長)はDVDカラオケ装置の贈呈式を七日午後三時半より老ク連センターで行なった。 このカラオケ装置は今年一月に清水有線株式会社(静岡県清水市)の植野葵社長から「ブラジル日系人団体ならどこでも有意義に使ってくれる人たちに」と贈られたもの。
 植野氏の親戚で静岡県人会会長を務めたこともある後藤宗治氏が橋渡し役となり、「ぜひ老ク連に頂きたい」と山本茂老ク連副会長が望んだことから同会への寄贈となった。
 寄贈品は昭和の初めから平成までの曲が収められたCD五百八枚(約八千五百曲分)、プレイヤー一台、名曲のリスト七冊。テレビなどその他必要なものはもともと同会にあったものを使っている。
 山本副会長は「老ク連の宝物にしましょう」と挨拶。重岡会長は「現在はナツメロ合唱会、カラオケ社交ダンスに使っているが、今後はこれ以外の特別な会を模索したい」と発表した。
 贈呈式終了後、さっそくみんなで使い心地を試すべくカラオケが始まった。新しい機械は「音の響きが良い。画像がきれい」など好評。老ク連役員の松平さんは「自分が持っていない曲が入っているのでぜひコピーしたい。最近は、カラオケ大会で賞を取ることを目的とした会が多いけど、新しく出来る会は純粋にカラオケを楽しめる会がいいね」と期待を寄せている。

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