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ブラジルトップスター歌謡祭=サンパウロ市450年祭を記念

5月27日(木)

 ブラジルトップスター歌謡祭開催推進委員会(山尾俊雄大会委員長)は、六月六日午前七時半より文協大講堂で「サンパウロ市四百五十年ブラジルトップスター歌謡祭」を催す。後援はブラジル歌謡連盟(ABRAC、山田賢昇会長)、パウリスタ歌謡連盟(UPK、重田エルゾ会長)、日伯音楽協会(北川彰久会長)、ブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)。
 六歳から八十八歳まで百八十三名の歌手がサンパウロ州、サンタ・カタリーナ州、マット・グロッソ州から集う。歌手は、去年、今年の大会で十番以内に入り、かつ支部からの推薦があった者に限られる。大多数は日系人だが、中にはロベルト・カーザ・ノーバのような非日系人も出場する。歌手は、童謡・唱歌、ポップ、演歌などのジャンルと年齢ごとに十一部門に分かれて歌声を競う。
 審査員は全伯から選ばれた二十一人。審査委員長は島田正市氏。グループ・フレンズ、セントラル楽団、シャープ&フラット楽団の三団体による生演奏。「約二十年ぶりの全伯規模の、楽団による生演奏の大会。歌手のリハーサルはたった一回だけ。どのくらい力を発揮出来るか見もの」と蛯原忠男実行委員長は語る。
 蛯原氏は「ブラジル歌謡曲界最大の三団体が力を合わせて開く大会。全伯の音楽に関わっている方々、これから一緒にやっていきましょう。皆さん、素晴らしい選ばれた歌手たちをぜひ見にきてください」と笑顔で呼び掛ける。
 入場無料。

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