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懇談会で決意新たに=丸紅ブラジル社

6月10日(木)

 丸紅ブラジル社(中村純一社長)は七日夜、サンパウロ市内のレストランに坂本和彦米州支配人と和田和彦ブラジル特命市場担当役員を迎えて懇談会を開いた。招待客はおよそ八十人で、中にはサンパウロ総領事館の山口克巳領事、ブラジル日本商工会議所の田中信会頭といった顔ぶれも見られた。
 坂本米州支配人はあいさつで、「ブラジルに進出して来年で五十年。成功もあったが失敗もあり全体としては満足していない。ブラジルマーケットの規模や将来性に注目しているので、再挑戦したい」などと述べ、和田常務執行役員をこのたびブラジル特命市場担当役員に抜擢した理由についても触れた。
 これに対し、和田役員は「金属資源やエネルギー市場に注目している。ブラジルはどんどん発展して行くし、その発展の後押しもしていくつもり」と力強く抱負を語った。
 

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