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 「一体、どうなっているんだ」。十八日の移民の日に県連が主催する開拓先亡者追悼法要の開始時間が、直前に変更されたことに県人会関係者から戸惑いと疑問の声が上がっている。
 もともと、実行委員会が定めた時間を、独断で変更したのは中沢宏一会長。委員が「我々委員は何のための存在なのか」と不満を露わにしたのも当然だ。
 さらに十六日になって、当初委員会が決めていた時間に変更する、と一方的に決定。ただでさえ、当日は各地で関連行事があるなど厳しいタイムスケジュールになっているだけに、県連のドタバタぶりが、各方面に迷惑を及ぼす結果になる。
 七月の日本祭りに向け、執行部が奮闘するのはよく分かる。ただ、「移民の日」は日系社会の原点だ。「墓守り県連」と揶揄されようと、この日の法要はきちんと仕切って欲しい。(記)

04/06/18

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