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マリンガ市制57周年 アセマも同じ年誕生

6月25日(金)

  [ロンドリーナ]今年北パラナ、マリンガ市は市制五十七周年。去る四月三十日から五月十日まで記念行事「第九回フェスタ・ダ・カンソン(音楽祭)」、五月七日から十六日まで「第三十二回エスポ・インガー(マリンガー農牧工業展)」が行われ、賑わいをみせた。
 花やかなパレードは、十日、キンゼ・デ・ノヴェンブロ通りで繰り広げられた。今年は開拓初期、マリンガ/ロンドリーナ間を運行したヴィアソン・ガルシーア社のオニブスが登場、市民に感動を与えた。
 マリンガ文化体育協会(アセマ)は、市と誕生が同じ。一九四七年、この地に初の日本人移民による「会」が結成された。六十五家族による「マリンガ日本人会」だった。また同年、会の青年らによって「ソセマ」が誕生した。七〇年代初め、二つが合併「アセマ」が発足した。現在アセマは二千余りの会員数を誇り、市の日系社会の中核を担っている。毎年の市制記念日では祝賀パレードに参加し、日系コロニアの存在を花やかに、力強くアピールしてきた。

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