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沖縄角力盛り上がる 25年ぶり復活,選手48人

6月29日(火)

  「第一回沖縄角力大会」が十三日ブラジル沖縄文化センターで開催され、沖縄の伝統文化である沖縄角力(沖縄相撲・ウチナージマ)が二十五年ぶりにブラジルで復活した。後援は、ブラジル沖縄県人会とブラジル沖縄県人柔道愛好会。
 沖縄角力は一般的な相撲とはルールが異なっており、柔道とレスリングを混ぜたようなスタイルで独特の迫力と魅力がある。沖縄県では地域の発展と繁栄を祈願して「波の上奉納相撲」など奉納相撲として行なわれている。
 大会にはカンピーナス、ヴィラ・カロン、サンマテウス、サント・アンドレー、サンカエターノ、ジュンジャイー、イタリリーの七支部から四十八人の選手が集った。二世や三世、四世の若者には沖縄角力を初めて目にするものも多く、観客の声援が大会を盛り上げた。
 今大会の優秀者四人は九月に開催されるボリビア国際親善角力大会に、ブラジル代表として派遣される予定。

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