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サンパウロ市の日本文化=600ページで紹介=JBCが出版会

7月1日(木)

  『Guia da Cultura Japonesa』(日本文化ガイドブック)の発行記念パーティが二十九日午後八時から、サンパウロ市の国際交流基金多目的ホールで開催され、招待客ら約二百人が詰めかけた。マルタ市長代理のキール・ジェイコブセン国際渉外局長は「多文化共存で知られるサンパウロ市を象徴するこのような本の出版を歓迎したい」と祝辞を送った。
 この本は二十二章あり、全六百十頁に百六十のテーマが散りばめられている。日本文化紹介と共に、サンパウロ市にある武道、スポーツ、文化に関わる各種日系団体の最新リストも掲載されている。同基金の出版助成を受け、月刊誌『Made in Japan』などで知られるJBC出版社が刊行した。同社はブラジル最大のマンガ出版社としても有名で、バンカ売りの販売金額は全伯十五位を誇る。
 当日は大井セーリア移民史料館館長が、日系文化の変遷とブラジル社会への影響に関する講演や、シネマ屋の地方巡業を描いた普天間オルガ監督の短編映画『緑茶と米』上映、山崎千津薫監督が制作中の映画『Gaijin2』のプロモーションビデオも映写するなど、盛り沢山の記念イベントだった。
 山崎監督は「長らくお待たせしましたが、来年三月には全伯ロードショーをする予定です」と喜びの報告をした。続けて「我々は何者なのか? ブラジル社会における役割とは何か? この映画をみて、〇八年の百周年に向け、そのようなことを考える機会にしてほしい」と熱弁を振るった。
 同ガイドブックは四十九レアルで、姉妹編の日本食レストランガイドは十五レアルで一般書店で発売される予定。

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