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伯代表、3位入賞=世界相撲ジュニア大会

7月20日(火)

  第五回世界相撲ジュニア選手権大会が十日と十一日の両日、大阪堺市で十四ヵ国の選手が参加して行われ、個人戦でモリモト・ケンイチ選手が準優勝、スガノ・リカルド選手が三位に入賞した。メダルが期待された団体戦は三位に入賞した。団体優勝は日本、準優勝はグルジアだった。
 ブラジルからの選手団は無差別級スガノ選手(17)、重量級モリモト選手(17)、中量級モンマ・レアンドロ選手(18)、補欠にヤンギ・アンデルソン選手(18)の四人。
 報告に来社した向井一喜監督(ブラジル相撲連盟理事)は「団体戦で三位、個人戦では準優勝と三位の成績を残せたので、大変満足している」と語った。
 二つのメダルを手中に収める活躍をみせたモリモト選手は日本での滞在を振り返り、「本当にゴミ一つ落ちていないきれいな町並み、ドライバーが信号をきっちり守り、みんなが安心して横断歩道を渡っているのには驚いた」。
 スガノ選手も「住みたいくらい気に入った。でも、料理の味付けはブラジル人には甘いし、レストランの一人前の量が少ない」と、食生活の面ではちょっぴり不満も。

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