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湿度、一気に14%へ=異常乾燥注意報を発令=サンパウロ市

9月11日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】先週末以来、時期尚早の暑さに見舞われてきたサンパウロ市で九日、異常乾燥注意報が出された。気象庁によると今週末には寒波の到来で雨模様に転じるとのことだが、このままの天気が続けば緊急事態の発生もあり得るとして警戒を呼びかけている。
 これまで五日と六日は気温が二十九・三度で湿度は三〇%余だったが、七日と八日は気温がそれぞれ三十二・八度、三十二・九度と今年最高を記録し、真夏の到来を感じさせた。湿度は二〇%台となった。これが九日には気温が三十二・七度と最高までに至らなかったものの、湿度が一気に十四%となった。緊急非常事態発令の目安が十二%となっていることから、天候が変わらなければ発令される見通しだ。
 市中では渋滞の車内にいたたまれず、日陰に避難する車が続出、プールはおろか噴水に飛び込む市民も。病院は、幼児の気管支炎障害で通常の三〇%から四〇%増の患者であふれた。

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