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ここだけの小話

9月15日(水)

 【コレクション誌】医科の学生パロッシ君と法科の学生ジルセウ君が、麻薬密売で起訴された。裁判官は二人にいった。
裁「君らは根っからの悪党ではなさそうだし、更生の見込みがあるとみる。拘置の代償に大学内の麻薬常用者の更生に努めなさい。毎週月曜日に更生者を連れて出廷し、努力の成果を見せなさい」。
 次週の月曜日、裁判官は最初パロッシ君を呼んだ。同君は三十人の更生した学生を連れて入廷した。
裁「フム。中々よくやった。これ程多勢の学生を、どんな風にパロッシ君は更生したのかネ」。
パ「紙に大小の丸二つを書いて、大きいのは麻薬常用前の脳ミソの大きさで、小さいのは常用後の大きさと説明しました」。
裁「なる程。次はジルセウ君、入廷しなさい」。
 ジルセウ君は三百人の更生した学生を引き連れて、法廷が一杯になった。
裁「ホウ。中々やるじゃないか。どんな風に更生したのかジルセウ君、参考のため説明をしなさい」。
ジ「ハイ。説明します。紙に大小の丸二つを書いて、小さいのは麻薬常用のかどで刑務所にぶち込まれる前のケツの穴の大きさだといいました。大きいのは、その後の大きさだと通告しました」。

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