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ブラジルを知る会第8期会員募集へ=19日にイベント企画

10月7日(木)

 ブラジルを知る会(清水裕美代表)は十五、二十七両日それぞれ午前十時三十分から、第八期新会員募集説明会を開く。入会条件は日本語の読み書きができる女性で向こう1年間の在伯予定者。問合わせは広報担当の大野さん(11・3885・7047)まで。
 また十九日に実施する「有名人宅訪問ツアー」の参加者をあわせて募集中だ。このツアーは九十歳を過ぎても現役で創作活動を続けている画家の大竹富江さんと、同じく画家の故間部学さんのアトリエを訪問するもの。午前九時にパウリスタ・プラザホテルをバスで出発し、午後一時に同ホテルで解散。参加費は二十レアル。問い合わせは並木さん(11・3266・4716)、あるいは横山さん(11・3889・8660)。
 同会には駐在員夫人を中心に四十人の会員が在籍。九七年から月二回の勉強会を開催している。学習内容は大きく分けて▽ラテンアメリカ史▽ブラジル史▽日系移民史▽インジオ▽宗教――で、年間五、六回の研究旅行や定例講演会を企画。また、文協のブラジル日本移民史料館で日本語ボランティアとしても活躍している。
 代表の清水さんは「会員は自主的にテーマを選んでブラジル文化の研究・発表をしており、視野も考え方も飛躍的に広げています。目的意識をもって、参加している人は、女性としても輝いています。女三人よれば、人の悪口ばかりで終わってしまいますが、我々の会員が三人よれば、研究旅行や講演会の企画など、前向きな話ばかり」と入会を勧める。
 入会二年目の横山さんは「八十人が参加して盛り上がった先の料理講習会『ムケッカの会』では、下準備やレストランとの渉外で大変だったけれど、無事に務めた達成感を味わいました」と活動の喜びを語る。
 

 

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