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聖州熱帯産ハートの花=2年後には欧州向け輸出も

11月12日(金)

 聖州ヴァーレ・ド・リベイラ観葉植物生産者協会(佐々木ハルミ・スーザン会長)はいま、輸出用観葉植物の大量生産体制を整えている。二年後をメドに、ヨーロッパの花卉市場の中心地であるオランダへの輸出を開始する予定だ。
 協会は九四年、同地方の中心レジストロ市で設立。会員は三十人で、その家族と従業員約三百人が花卉栽培に従事する。協会ではアンスリュームの交配に力を入れ、多くの種を商品化してきた。いま開発に熱心なのがエイジベウ種。オランダ向け輸出の目玉商品と位置付けている。
 佐々木スーザン会長は「気候的にも同種は栽培に適している。肥料や苗木などを一括購入し、会員のコスト節減にも力を入れている」と語る。
 聖州の「アマゾン」とも呼ばれる、この熱帯地方には、未知の観葉植物を開発できる可能性もある。
 「会員が力を合わせてやっていけば、立派な観葉植物の生産地になるだろう」と力を込める。
 
 【Anthurium(アンスリューム)】
 アンスリュームは南米アマゾン原産の常緑多年草で、 サトイモ科に属する半着生の性質を持つ。花は肉穂花序と仏炎包からなりハート型の仏炎包は光沢がある。 属名Anthuriumはギリシア語のanthos(花)とoura(尾)の二語からなり尾状の肉穂花序に由来しているといわれる。 ハート型の独特な花は、和のも洋にもマッチして、涼しげで、存在感のある姿は、ギフトに喜ばれる一品とされる。 基本的に温室環境下では年中花が咲き続ける。品種ごと花の変わり方が見所。

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