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モジで全伯珠算選手権=210人参加=チャンピオン、ノザキさん=大統領から祝電=初の「フラッシュ暗算」も

11月19日(金)

 ブラジルのそろばん(珠算)――なかなか盛況だ。去る七日、伝統のある第四十六回全伯珠算選手権大会(ブラジル珠算連盟主催、斎藤良美会長)が、モジ市のコレジオ・バンデイランテス体育館で開催され、二百十人が参加した。大会チャンピオンの座は、ノザキ・ハルオ・リカルドさん(18、バストスそろばん連盟)が獲得。ルーラ大統領から、大会に宛て「大会開催を祝う」旨の電報があり、開会式で披露された。
 今大会で、入賞者を出した団体、学校、グループは、バストスそろばん連盟、平成学院、芳洋学園、そろばんパウリスターノ中央、ピラチニンガ芳洋、サンチスタそろばん塾、ジャルジン・エピスコパウ、バンデイランテス・モジ校、同スザノ校、マテル・マジストラ学校、ソロカバ天理そろばん教室、ジャグアレ学院。
 四つのカテゴリー、D(十一級~十五級)、C(七級~十級)B(四級~六級)、A(段~三級)に分けられ、綜合問題、見取り算、乗算、除算、読み上げ、読み上げ暗算などでそれぞれ日頃の練習成果を競った。
 ノヴィダーデは、ブラジルで初めての「フラッシュ暗算」。パネルにパッ、パッと現れる数字を計算して行く競技で、ちょっと油断していると、つぎの数字が現れるので気が抜けない。会場にいた生徒、父兄も参加し、最後まで正解した生徒に記念のメダルが贈られた。
 競技は、Cグループから始められ、最後はAグループ。レベルが高いクラスとあって、会場内が静まり返った。綜合問題に伝票算が、今回から新たに加えられ、乗算、除算、見取り算の四種類の問題で、最低一問以上の正解がないとチャンピオンの資格が与えられないとあって、選手たちは真剣そのもの。十七分の競技時間も短く感じられるほどであった。
 加藤福太郎杯争奪問題も行われ、オサカ・チエ・オリヴィアさん(サンチスタそろばん塾)が獲得した。
 各カテゴリーの上位に賞が贈られたあと、今年度のチャンピオン表彰。ノザキさんが獲得。準チャンピオンはドイ・タダシ・ダニロさん(15、バストスそろばん連盟)。最後に全伯珠算連盟理事長杯が、今年のチャンピオンで総合得点上位のノザキさんに斎藤会長から手渡された。
 開会式は、午前九時から行われた。ブラジル国歌斉唱のあと、大統領祝電、アウキミン州知事、安部順二モジ市長らの祝辞披露、斎藤会長のあいさつ、コレジオ・バンデイランテスのシウヴィーノ・ミランダ・メーロ・ネット氏の祝辞と続いた。

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