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パラナ友好経済使節団=上野氏ら日本へ

12月1日(水)

 第三十二回訪日パラナ友好経済使節団が、十一月二十五日夜、日本向け出発した。一行は、上野アントニオ・パラナ日伯商工会議所会頭はじめルイス・F・ジャムル州企画局長、山下亮パラナ兵庫県人会会長、企業家ら十人。
 出発に先だち、上野団長は今度の訪日目的について語った。(1)日伯両国経済の絆を強めること。(2)日本移民百年に向け、日本の経済人、政治家、文化人に、ブラジルに対して関心を持ってもらうこと。(3)友好協定を結んでいる兵庫、パラナおよび両州・県内の都市間の友好を一層深めること。(4)百年祭を記念し、パラナ州に建設する「日伯連邦技術綜合大学」に対して、企画書を持参、日本側(神戸大学、姫路工業大学)の理解、協力を求めること。
 去る二十七日から行動を開始、橋本竜太郎日伯議員連盟会長、麻生太郎総務大臣らと懇談、外務省中南米局、ブラジル大使館、神戸市、加古川市、姫路市などを訪問する。また、秋篠宮ご夫妻表敬訪問、ソニー・ショー・ルーム見学、宝塚市見学なども日程に入っている。

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