ホーム | 日系社会ニュース | 日・ポ語〝両刀〝使うパソコン=尼崎さん「ムサシ」作成

日・ポ語〝両刀〝使うパソコン=尼崎さん「ムサシ」作成

12月4日(土)

 [ブラジリア]ブラジリア在住の尼崎道雄さんが「ウインドウズXPの日本語版とブラジル語版の両方を一台のコンピューターに入れた『ムサシ』(二刀使い、の意)」を作成、販売を始めている。「インターネットで日本との距離をなくそう」という意図がある。
 尼崎さんによると、ムサシの特徴、利点はおおよそつぎのとおりである。(1)箱を小型の横型にして、USB端子とオーディオ端子を前面にした。場所をとらない。(2)ブラジル語は子供が、日本語は一世の親が使うというように、一台を何人かで使える。ハード・デスクといわれる倉庫の部分を二つに分けているので、動作は遅くならない。(3)インターネットと繋がることで、価値は何倍にもなる。(4)メールも便利だが、検索機能を使うと何でも知ることができる。ニュースも早く知ることができる。(5)販売価格は千八百五十レアル。
 容量とかについては、直接尼崎さんに問い合わせを。電話061・272・3241、セルラー9998・1815。メールは、michioama@yahoo.com
 尼崎さんは、ブラジリアで長い間、通信関係の仕事をしてきた。現在、約六千人の購読者を持つマガジンを発行しているという。
image_print