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みなで100周年を語ろう=県連が一般に呼びかけ

12月4日(土)

 みんなで移民百周年を盛り上げよう――ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は十四日午後二時から、ヴィラ・マリアーナ区の栃木県人会館で「移民百周年祭を考える会(仮称)」を開催する。各県人会長はもとより、移民百周年に向け意見や計画のある日系団体など幅広い層に集まってもらい。意見交換などを行うという。
 各県人会を通じた日本との強いパイプを持つだけでなく、数多くの一世を有する県連だけに、百周年では大きな役割を果たしたいと一日に開かれた執行部会で開催が決まった。県連ではこれまでにも祭典協会に対する質疑応答の会などを実施してきたが、今回の会合では祭典協会への意見や疑問を募る場とするだけでなく、祭典協会には取り上げられなかったものの、単独もしくは他団体との共同で実現可能となりそうな百周年記念事業などに再度、光を当てたい考えだ。
 すでに県連では、祭典協会に提出した「日系社会実態調査」を県連の独自事業として実施することを決定。中沢会長は「県連に限らず、百周年祭典協会の枠組みにとらわれずに実現が可能なプランもある。早く動き出さないと、出来るものも不可能になる」と各日系団体への参加を呼掛ける。
 資格に制限はなく、個人や団体を問わず参加可能。栃木県人会館は地下鉄ヴィラ・マリアーナ駅から徒歩一分で、住所はRUA CAP CAVALCANTE56 問合せは県連(11・3277・8569)へ。

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