今月から輸入販売開始＝健康食品のサン・クロレラ社

2月18日（金）

　各種栄養素をバランスよく豊富に含んだ高品質のクロレラをたっぷり含んだ健康食品を扱う、サン・クロレラ・ブラジル社が今月から輸入販売を始める。
　来社した西村允之社長は「すでに北米、ヨーロッパ、中国などでも販売させてもらっており、次は南米ブラジルに進出することになりました。専門の販売員が対面説明するのが弊社の特徴です。よろしくお願いします」と語った。
　販売を開始するのは「サン・クロレラＡ」の三百粒入り（百二レアル）と千五百粒入り（四百三十四レアル）、および「ニューゴールド」（液、一リットル＝五百三十五レアル）の三種類。薬局などを通さず、ダイレクトメールや対面販売で富裕層への販路拡大を図るという。
　同社の資本金は七百六十万レアル。西村社長はブラジル駐在三回目（通算六年目）で、販売ノウハウを蓄積すべくしっかり取り組むという。「独自の粉砕技術の特許があり、他社製品よりも消化率が高い」とアピールした。
　本社（中山哲明社長）は京都にあり、六九年十二月に創業し、グループ全体の社員は七百九人、〇三年の売上げは二百十億円。