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バウルー福寿会の活気=安達シニア=元気が出る講演、運動指導

3月10日(木)

 [バウルー]バウルー福寿会は、去る二月二十七日、月例会に、安達正子シニア・ボランティアを招いて、講演会を開催、ゲームの仕方の指導を受けた。
 安達さんは、会場の下見をしたいとの意向で前日バウルー入りした。ロドビアリア駅に役員が出迎え、少し遅いアルモッソのあと、日会会館を案内した。
 普通の月例会には二百人前後が集まるが、前夜に急死した会員があって、葬儀の時間と重なり、百五十人ほどが参加して安達さんの講演を聴いた。
 講演の演題は「いのち輝いて生きる・人生の悲しみを乗り越えて」。山梨県の施設での老人介護、自身と家族の過去など、自身の体験を中心に語った。「どんな苦労にも挫けることなく、生き続けて下さい」と心のこもった内容だった。
 講演のあと、全員が輪になって童謡、民謡のリズムに合わせて運動。時間の都合もあって、安達さんの用意したプログラムも午後四時に終了、名残惜しい別れとなった。安達さんは、翌日バウルー近辺を視察、午後のバスで帰聖した。(酒井威夫通信員)

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