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東西南北

3月23日(水)

 アウキミンサンパウロ州知事は二十二日朝、次回二〇〇六年の州知事選挙に出馬する意志が全くないとサンパウロ市内のイベント会場で発言した。大統領選への立候補については可能性を否定しなかったが、候補者の調整は〇六年に行われるとして明言は避けた。コーバス知事の死去により〇一年三月に就任、〇二年の知事選に勝利し再び知事に就任した同知事の再出馬は、法的に問題となっていた。
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 検察庁は二十一日、ポルト・セグーロ保険会社の役員二人と部長一人、警部三人、市警の代書人などを保険金横領罪で起訴した。一味は盗難にあった車両を被保険者がパラグアイへ横流し、盗難を装ったとして保険金の支払いに応じなかった。検察庁に告発した被害者の話では、保険会社と警部が共謀しパラグアイの登記所へ盗難車を登録していた。一味は、被保険者に払うべき保険金を着服していたという。
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 パラー州南部と西部の十五都市では、トカンチンス、アマゾナス川の水位上昇で引き起こされた河川の氾濫により、四千人以上が避難生活を送っている。被害を受けた人は二万人を超えた。マラバー市ではトカンチンス川が通常水位より十二メートルも上昇。住民らは伝染病の流行や、大蛇とワニの攻撃を恐れている。
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 サンタカタリーナ州衛生局は二十一日、サトウキビのジュースを飲んだ十九人がシャーガス病を発病したと発表した。サトウキビを汚染していた寄生虫で、三人は内臓出血を起こし死亡した。さらに十六人が同様の症状を訴え、病院で治療を受けている。同局はサトウキビのジュース販売を禁止。患者のほとんどが、国道一〇一号線イタジャイ市付近の同一屋台で飲んでいる。

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