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先没者慰霊碑建設へ=沖縄文化センターが決議

4月5日(火)

 ブラジル沖縄文化センター(山城貞雄理事長)は、去る三月十三日、ジアデーマの同センター講堂で〇五年度総会を開催、新理事長に与那嶺真次さん(65)を選任。三年後の日本移民百年記念事業の一つとして「沖縄移民先没者慰霊碑」建設案を可決した。
 総会出席者はおよそ四十人、一世会員はわずか三人だった。
 新役員は、推薦で理事長のほか第一副理事長に崎間達夫さん、第二に金城ルイスさん、第三西原誠三さん、第四与那嶺ルーベンスさんが選ばれた。与那嶺新理事長はモジ・ダス・クルーゼス工科大学出身の土木技師。頼まれればノーといえない性格。琉球大学に留学したこともあり、日本語が巧みだ。若いころから各団体から請われて役員になり、留学生OB会長、サンパウロ青壮年会会長を努めたことがある。現在は、世界ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション・インターナショナル(WUB)ブラジル支部長。沖縄県人会の第二副会長である。
 センターの恒例行事ミス琉装コンテストは、五月二十九日、沖縄角力大会は九月七日開催と決定した。

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