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■ひとマチ点描■南米歩き情報発信

4月21日(木)

 起業・独立をサポートする日本のサイト「ドリームゲート」に関心が集まっている。メルマガの発行部数は20~30万。「起ちあがれニッポン」をキャッチフレーズに経済産業省が支援し、ホリエモンことライブドアの堀江貴文氏をめざす若者から、専業主婦まで幅広い層が注目する。
 「海外ビジネス最前線」は、ビジネスのヒントになりそうな街角ニュースが世界各地から寄せられる人気コーナーだ。南米担当の永石修一さん(40、大阪府)は、「鷹揚に起業しろ、というのではなく、まず元気を与え、いろいろな価値観もあると伝えたい。その延長にベンチャー企業という選択肢があるのでは」と呼び掛けている。
 夫人の千賀さん(39)と03年7月からアメリカ大陸を旅行中だ。ベネズエラからブラジル入りしたのは昨年12月。「日系移民の話を軸にブラジルならではのネタを紹介している。日本語でコミュニケーション取れるのがうれしいですね」。サンパウロ市では、池崎博文さんや中沢宏一さんを取材した。
 京大大学院で工学を修め、日本銅管(NKK)に入社。その後公認会計士、ベンチャーキャピタリストに転身するなどエリートコースを歩んできた。将来は自身も起業を考えているが、南米をめぐる旅は「体力、お金が尽きるまで続けたい」という。「感性がピンと張っているときにやっておきたかったんです」
 旅の様子をつづったホームページ「南北アメリカふたり旅」(http;//home.att.ne.jp/zeta/vamos/)もある。

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