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コラム オーリャ!

 タンクレード・ネーヴェス元大統領の死因を巡って、論議を呼んでいる。病理学者がテレビ番組で、国民の動揺を恐れて公式見解を変えざるを得なかったと発言したのが発端。これに対して、遺族が反発している。
 民政移管後初の大統領。就任後僅か一カ月余りでこの世を去った。重病を抱え、よく国の元首になったものだと思う。余程の反骨精神があったのだろう。命日は、ちょうど二十年前のきょう四月二十一日のこと。
 十八世紀、植民地解放のために立ち上がったチラデンテスが、処刑された日と重なるのも面白い。いずれも、ミナス州の出身だ。そこには、自由・博愛を求める土壌が育まれているのかも。
 ブラジリアに遷都して、きょうで四十五年になる。ジュセリーノ・クビチェック大統領(当時)もミネイロだ。          (古)

 05/4/21

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