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スドエステ将棋大会=王位に大田5段

4月26日(火)

 聖南西文化体育連合会主催の第十九回将棋大会(王将戦)が十七日イビウナ文化体育協会で行なわれ、イビウナ、バルジェン・グランデ、ソロカバ、イタペチニンガ、カッポン・ボニートの五地区代表の棋士二十三人が集まり、腕を競った。
 三段以上のAクラス、二段以下のBクラスの二階級で総当たり戦。下段者が上段者に果敢な挑戦を挑んだが、カッポン・ボニートの太田孝之さん(五段)が地力に勝るところをみせ、栄えある王将位に輝いた。
 大会後の親善昼食会では、熟年者が目立つ将棋界の活性化について話し合われ、子供や一般ブラジル人為普及できないか論議が交わされた。聖南西地域はかつて将棋熱が高く、最盛期には七十人近い参加者でにぎわったが、最近では初心者の参加も少ないという。

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