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元隆涛の「日本一の品」=移民史料館に寄贈

4月30日(土)

 ブラジル日本移民史料館(大井セーリア館長)で、二十五日午後二時から、刀などの寄贈式が行われた。
 ブラジルから日本に渡った力士の中で初めて十両に昇進した三世の池森ルイス剛氏(元隆涛)からの寄贈。当日は父の池森ルイス氏、叔父にあたる山内淳氏が代理で式に参加した。
 寄贈品は、平成二年の第六十回日本学生相撲選手権大会優勝記念の時の堺大浜記念刀と賞状。刃渡り三十センチメートルの刀には梅と龍の絵が彫り込まれている。
 「日本一になった時の記念の品だから是非、日本移民史料館に寄贈したい」という池森氏の意向から、今回寄贈されることになった。

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