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『三人姉妹』を翻案した悲喜劇=パパタラフマラ=伯国公演

6月16日(木)

 ダンス、演劇、美術、音楽の枠を横断する舞台で知られる日本のグループ、パパタラフマラ(小池博史代表)が十七、十八の両日サンパウロ市のSESCピニェイロスで、チェーホフの古典『三人姉妹』を大胆に翻案し独自の悲喜劇に仕立てた同名作を上演する。
 同グループのブラジル公演は〇一年、〇二年に続き三回目。演劇に端を発しながらも、ダンスやオペラの要素を取り入れた作風と、趣向を凝らした舞台美術は国際的評価が高い。八二年の結成以来、「現代演劇」の先端を切り開いてきた。
 舞台設定は昭和三十年代。題名通り、「奇妙な」三人姉妹しか登場しない。演劇でもない、舞踏でもない、パパタラフマラならではの作品。SESCと共催する国際交流基金サンパウロ日本文化センター関係者は「バカバカしいほどの喜劇で、悲劇を装った喜劇。斬新な舞台空間を肌で感じ取ってもらえれば」と、来場を呼びかける。
 劇作、演出、振り付けの小池は同会場でワークショップも予定。当地で制作する『百年の孤独』に向け、ブラジル人アーティストを発掘したいという。
 十七日は午後八時半から、十八日は同七時。パエス・レーメ街195。電話11・3095・9400(同SESC事務局)。
 二十一、二十二の両日にはリオ・デ・ジャネイロ市のSESCコパカバーナ(ドミンゴス・フェレイラ街160)でも公演する。いずれも午後八時から。
 全公演入場無料だが、一時間前からチケット売り場で整理券を配布する。

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