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6月16日(木)

 マットン市で八月六日に予定されている日本移民慰霊碑の除幕式。慰霊碑のデザインをまだ検討中だという。二㍍四方のお堂のようなものを考えているという。マットン市としては、「日本的な建造物にしたい」と話しており、移民史料館運営委員会の田中洋典委員長は、「東山農場の展望台のようなものがいいのでは」と伝えたという。
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 援協の財務基金委員会の会議が、十四日午後あった。これまで年に一回だったのを、今年から隔月に開くことにした。年間予算は約一億二千万レアルだが、一歩間違えば組織が傾きかねないとの心配があるようだ。会長、副会長など約十人の理事で構成されている。職員を除いて、この日集まったのは担当の副会長と理事一人だけ。「用事があって来られない人もいますから……」と、関係者の苦しい言い訳。金銭の出し入れを預かる重要な委員会なのだが。
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 親孝行な娘さんも居たものだ。きょう十六日に九十九歳の誕生日を迎える父・高山辰雄さんが朝、新聞を開いてビックリするように何か出してほしい、と娘のヤエナさん(53)が八日こっそりと来社した。辰雄さんは長年の本紙愛読者で、三男三女を育て上げ、孫は十四人、曾孫も三人いる。一九一八年に金沢市から渡伯し、五年前に愛妻を亡くしてから一人暮らし。毎日、エスタード紙やフォーリャ紙も欠かさず目を通す。耳も記憶もしっかりしており「とてもインテリな父です」とのこと。白寿、おめでとうございます。

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